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[ライトノベル感想] 電波的な彼女 ~幸福ゲーム~

 今回は、電波的な彼女の3巻である「幸福ゲーム」の感想を書いていきます。前回と前々回の作品よりかは、えげつなく無いかな(汗。でも、十分にキツイ内容でした。今回の作品は、OVAになっている作品でして、実は物語の真相と犯人は分かった状態から、読んでいたんですよね。しかし、やっぱり原作はOVAとは一味違いました。OVAよりもっとえげつない描写、それに雪姫や円などのキャラクターの掘り下げなどの要素があり、大変楽しめました。今回は、その要素も交えて感想を書いていきます。

・簡単なあらすじ
 ジュウは電車の中で痴漢と間違えられてしまう!現行犯逮捕で警察につかまり、裁判を待つだけの身となったジュウだが、ジュウは裁判で無罪を勝ち取ろうと心に決める!!痴漢犯罪の裁判の恐ろしさを描いた渾身の一作。ジュウは裁判で叫ぶ「それでも俺はやってない!!」

 ってのは冗談として(笑)
 しかし、あらすじっていいるのかな。この感想を読んでいる人は、大抵OVAか原作を見ている気が…。まぁ、それでも書きますか。実は、あらすじ考えて書くのって楽しんですよね!!

 ある日、ジュウは電車の中で痴漢と間違えられてしまう。周りの人間が全て敵になった絶望的状態だが、ジュウは"落花雨"の妹である"光"の身をていした演技によって助けられたのだった…。光によって助けられたジュウだったが、光はジュウを助けたことによって、周りの人間に誤解され、トラブルに巻き込まれてしまう。ジュウは、その誤解を解こうと行動するのだが、その行動の先に、他人を幸福を潰す思想「幸せ潰し」と出会うのだった……。


 今回も前回と同じか、それ以上に長文になってしまっていいますね(´-∀-`;)
もしよろしければ、全文よんでいってね!!

ちなみに、ここからネタバレ注意です。
・柔沢ジュウ
「……何もやらなければ良かった、と思ったことはない。それだけは、ない」
「おまえが傷つくのを見たら、俺だって痛い」
"自分以外の誰かが幸せだっとき、どうするか?簡単だ。祝福するのだ。そうすることで、自分の心にも幸せが広がる。ジュウはそう思う。"


 今回彼は、自分から行動を起こし、そして彼女達に協力を求めていきます。これは、大きな成長ではないでしょうか。やはり、その結果として事件は早急に解決へ向かっていきます。いやー、良かった。これで彼の事件に対するスタイルというのが確立されたのかもしれませんね。スタイルといえば、今回彼は、自分がちょっと?迷惑をかけられる位では、事件に向かっていかないんですね。そういえば、前作も、前々作も彼の知り合いが被害にあって、そしてジュウは犯人を捕まえようと動き出しました。まぁ、これは当たり前なスタイルですよね。ニュースでいくら悲惨な事件があったとしても、自分が被害者になるか、知り合いが被害者になるかしないと人は動きませんよね……。それに、自分ではなく他人の為に頑張れる人物と考えると好感が持てると思います。また、上に書いた3つのセリフの一番上のセリフが胸に来ましたね!!前回彼は、心を折られるような事件に出会っているので、トラブルに巻き込まれるのを避けるかとも思ってんですよね。同じように考えた雪姫が言ったセリフに対しての返事としては、考えさせられるのもがあります。ジュウは、こんなことで心が折れるようなヤワな人間ではないんですね!!これも、ジュウを好きになるポイントだと思います。
 また、2番目のセリフはジュウと雪姫との関係を進める一言ではないでしょうか。まぁ、このセリフを言う前の"殺し文句"が一番良かったと思いますが。あまりに臭すぎるセリフなので(汗。この自然に出たようなセリフが一番印象に残りました。
 3番目のセリフは「幸福値」というシステムを真っ向から否定するセリフ。これもいいよね。幸福値をいうシステムが世界の真実の一部だとしれも、ジュウのこの考え方も世界の一部だよね。まぁ、このセリフといった後に大事件が発生するんですが、OVAで見ていたためダメージは少なかった。ジュウは救われないけどね……。ジュウ頑張れ。

・堕花雨
「ジュウ様。あなたは、こんなことに負けはしない。」

 やっぱり、彼女はジュウにとって最高の従者ですね。彼女がいなければ、ジュウはあの場面から逃げ出していたのではないでしょうか。…そもそも彼女がいなければ、あの場面までいけなかったわけですがね(笑)
 今回、ジュウの命令やお願いも増えて、彼女は幸せそうです。最後のセンサーは凄いですね。携帯電話が通じなかったからだろというのは野暮なんです。これが愛?の力ですね。

・斬島雪姫
「他人の痛みに同情は不要、共感は幻想、ましてや理解など論外、そういうものだ。」

 彼女の人間性がこの巻でよく出ていましたね。前作では、「自分が好きなもの意外には興味を示さない」という一面が見られましたが。今回では、「他人を助けるようなことにも興味がない」ということが分かりました。このような性格が分かったと同時に、彼女の中でジュウがかなり重要なポジションにいることが分かりますね。
 また、ジュウの所で書きましたが、彼女に対するジュウの対応がすばらしかった。彼女にとって、ジュウはさらに特別な存在になったと思います。円いわく、「ジュウが殺人を犯すと目撃者を殺すかもしれない」って言ってたからね。ちょっと怖いけど、主人公目線で見ると、なんて魅力的なキャラなんだ。ちょっとキャラがかぶってた"美夜"がかすんでくるほどだ。
 最後に、ゲームのキャラと比べられる主人公ってどうなんだ(笑)

・円堂円
 彼女の男嫌いの理由ってなんなんですかね?痴漢はダメって発言からすると、男性に暴力でもふるわれたんですかね…。でも、雪姫曰く「この中に三人処女がいます」って事なんで、レイプ的なことではないのかな。これは、彼女の根幹に関わってくるような気がします。4巻があるなら、次の巻で明かされそうですね……。あればね…。

・堕花光
 いい子。めっちゃいい子。物語りの中で数少ない常識人。今回の最大の被害者。道場での仕打ちは、本当に最低だった。これがあったから、一子に同情できなかったのかも。最後は伊吹と付き合ったのかな。まぁ、最後のジュウのセリフでフラグはブチ折ったしね(笑)彼女には幸せになってもらいたい。伊吹もいいやつだしね。

・伊吹秀平
 物語りの中盤で光と傷つけていて、ネットでは評価が低い人ですね。ですが、彼の行動はそれほど酷いものではありません。誰だって、好意に思っていた人から裏切られたら、ああなってしまうよね。彼も被害者なんですよ。それに、本当に彼女を傷つけたのは、道場の他の人達、特に主将ですしね。そういや、主将も加害者の一人として、一子の影を薄くしているね、一子より悪辣だったよ。和解したし光とはうまくいって欲しい所。彼も次の巻があれば、出てきて活躍しそうなキャラだったね……。

・綾瀬一子
 こちらはOVA通りのキャラですね。いやー、強烈なキャラでしたが"美夜"や"草加"と比べると、パンチ力が足りないよね。彼らのパンチ力の方が、おかしかっただけのような気もしますが(笑)
 衝撃だったのが、白石生徒会長の彼氏とも寝た事…。生徒会長の心を砕く行動でしたね。彼女くらいの美人に迫られた彼氏さんも、うらやま……ゴホン、災難だったと思います。また、物語の最後に情報として出てくるんですが、彼女は生活費と学費を払うために体を売っていたみたいですね……。ちょっと心が苦しくなりました。
 全体的な感想としましては、被害者としても加害者としても中途半端で感情移入できませんでした。女性の被害者としてなら"美夜"が印象に残っており、体を売っていた描写も"美夜"のレイプに見劣りします。加害者としてなら"草加"と比べて、「被害者が恨んでいない」ってのが見劣りしますよね。被害者が被害にあったと思っていないのなら、加害者としては微妙ですよね……。
 やはり、彼女の最大の魅力は"幸福値"でしょうね。他人の幸福と潰して、幸福値を奪い、自分が幸福になるというシステムはある意味、人間の本質だと思います。彼女のキャラ立ち以上に"幸福値"というシステムが物語の中枢なので、そういった意味では、彼女は幸福値をいうシステムを出すために神(原作者)が用意したキャラなのかも。

・白石香里
 自業自得。ある意味、物語の真犯人。そして、物語の後味を悪くする担当。


・感想のまとめ

 今回は、前作、前々作と比べてソフト?でしたね。人も死んでいませんし。そういった意味では、ジュウが成長したおかげかな。ジュウと三人娘との関係もはっきりしてきましたし、次の巻に期待ですね!!!




ってもう出るわけないだろーーーーーー!!!!!!
ああ、物語を全て読んだ後、結構前の作品なんで、続きがでていると思い探したんですよ。未完の作品でした。

だーーーーーー!!!!!

読んだ後気づきました。これは悲しい。作者の片山氏は専業の作家ではなく、副業の作家だったらしく、続編は絶望的な様子。これは、とんでもないトラップだった。
ネットのスレで「片山氏は作品を未完で終わらせる事によって、読んだ読者から幸福値を集めているんだ」って誰かが書いていました。ぐぬぬ。私の幸福値が……。

あっ、これを見ている皆さんも原作を買って、原作者に幸福値を貢ぎませんか?
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[ 2012/09/27 23:44 ] ライトノベル | TB(0) | CM(0)

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