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[映画感想] TIME/タイム

 遺伝子操作により、人間が25歳から成長しなくなった世界。その世界では、人間は不老不死に近い寿命を持つようになっていた。しかし、その世界では時間が通貨となり、自分の残り時間、つまり寿命で物を買うことで生活し、働くことにより寿命を得るようになっていた。裕福層は多くの時間を持ち、無限に近い寿命を持っている反面、貧困層はその日一日の寿命を得るために働いているのだった……。

 そんな世界である日主人公は、裕福層の人間を助けることになる。そして、その裕福層の人間から一世紀の時間をもらうことになる。そして、主人公は世界の真実を、その男から聞かされるのだった…。

 この作品もツタヤで衝動的に借りてしまった作品です。全くの前情報なしの状態からの感想なので、もし良かったら読んでみてください。
 
 一応ネタバレ注意っす。寝不足で、お酒を飲んで書いているの文章が下手でも突っ込まないでね。
<世界観>
 この世界観はSF物としてスゴイですね!!最初の数分で引き込まれてしまいました。時間を通貨にすることもスゴイんですが。その描写がスゴイ。だってローンも時間なら、バスの料金も時間、給料も時間なんですよ。また、相手から時間をもらったり、賭けに使ったり、時間を奪い合ったり。ここらへんの描写が序盤からしっかりされていて凄くよかったです。すぐにこの世界観に入り込むことができました。確かに「時は金なり」との言葉とおりですね…。
 しかし、遺伝子操作での技術が進んで不老不死になっているのに、他の科学力が進んでいないんですね。車とかは今とほとんど変わっていませんでした…。そういえば携帯電話も出てこなかったな。銃もそのままのようだし…。時間を補完する機械も大きく、スマートなデザインではないしね。そこらへんの描写がないのはおかしいと思います。しかし、その分だけ、世界観がリアルに感じられたのかもしれません。
 しかも、いくらなんでも、寿命がなくなったらすぐ死ぬのはおかしくないですか…。どのように寿命というシステムが働いているのでしょうか…。普通に過労死みたく細胞が増殖しなくなっての死ではありませんし、タイムがなくなるとショック死しているように見えました。これはもうウイルスというか、殺す装置が入っているといか思えません!!普通なら、タイムがなくなると、その時点から老化が始まるってのが科学的にも美しいと思うんですが…。まぁ、寿命を好きなように延ばしたり減らしたりするの時点で十分に変なんですがね…。そういえば、人同士で時間を交換する方法に対する説明がほとんど無かったですよね。たしか「SFもので登場人物に世界観の説明をさせるのはご法度」ってのを見たことがあります。その世界での常識を、登場人物が話すのはおかしいですよね。そういうことだと思います。よって、ちょっとだけ書いてみようかな。

・時間が通貨として利用されている。
・貧民層は日雇いで一日分の寿命を給料としてもらう。大体一日分位しか寿命を持っていない、よって働かないと死ぬ。
・裕福層は世紀単位で寿命を持っている。
・子供は25歳になるまでタイマーが動かない。それから1年?は寿命がチャージされている。

・寿命は左手?にタイマーとして表示される。
・寿命は人同士で交換できる。
 交換方法は手で握りあうこと。手を上に置いた方が時間を吸収する?お互いの合意がなくても、時間を奪える。よって強盗などが発生。しかし、死んだ人間からは時間を奪えない(タイマーが黒くなる)。
・不老不死の技術が確立されているのに寿命があるのは、人間が増えすぎないようにするため。
 よって、貧民層は物価、金利などで定期的に人が死ぬようにできている。
・貧民層が努力して大きな寿命を得ることは出来ない。
 強盗にうばわれる可能性もあるが、それば出来ないように管理されている。管理局
・時間は、人間にだけチャージできるものでもなく、時間を保存する装置がある。

 普通に遺伝子操作が上手くいったなら、遺伝子操作の食物を使って食糧難もましになって、宇宙に進出もして、人口問題も解決してくれているんじゃ…。それに全然機械が出てこなかったよ。この世界観なら、ロボット技術とかもあってもいいのにね…。

<主人公の人間性>
 これが最初から描写がうまくされていて関心しました。だって、マフィアから狙われる裕福層の人間を、報酬なんてなく助けるしね。長い寿命を得たら、まずは親友に寿命を分けるのは心が温まりました。人間って、不相応に大きなものを得てしまうと、人格が変わったりして、失敗することが多いですから…。その心配がなくて安心したことを覚えています。


<母親の死>

 まぁ、主人公が裕福層から時間をもらうのは書いたんですが、序盤一番の盛り上がりはここでしょう。だって、母親の死によって貧困層の現実ってのがハッキリ分かりましたからね。裕福層の物価、金利の操作によりバスに乗る料金がなくなって、走って主人公のもとへ向かう姿は痛々しいものがありました。最後の一瞬だけ届かないってのがまたね……。主人公が一世紀分の時間をもっているのに…間に合わなかったのがね。
 このように主人公に大きな力を持っているのに、自分に近い人を救えなかったといえば「スパイダーマン」を思い出します。この作品でも、母親の死から、現状のシステムを破壊する覚悟というか決意をもらったのではないでしょうか…。
 うん。この映画の一番いいシーンだっと思います。これが一番の盛り上がりでした。これから、ちょっと話が微妙になってくるんですよね。

<大きな寿命を得てからの主人公>
 ここらへんから話が微妙ですよね。主人公は時間を無駄に使っている風に見えるしね。何が「スイート」だよ!!最初に「俺なら時間を無駄にしない」って言ってたのはどこ言ったんだよ。うーん。母親が死んでしまって、静かに眠りたかったのは分かるんですが、スイートはね(汗。まぁ、それはいいさ。この後のシーンが最高にかっこよかったしね!!
 主人公がポーカーで勝つシーンは最高でした。このシーンもこの映画では屈指のシーンです。やっぱり、主人公が底辺から成功へ向かっていく姿ってのは、すばらしいものがあるね!!

<追われてからの活躍>
 がー!!!簡単に捕まったね…。いや、主人公は時間をもらっただけだし、悪いことをしていないんですよね。捕まらないと思っても不思議ではありません。貧困層が大きな寿命を持つのを許さないとは、おそろいいことです。そして、この後のシーンからが最高に面白いんですよね!!主人公は管理局から逃げてヒロインを人質に逃げるんですが…。そのシーンはどうでもいい(笑)主人公とヒロインが時間を失ってからが楽しすぎる、緊迫しすぎるんですよ。
 だって、主人この母親のシーンが頭をよぎってね!!

 後、主人公の親友に黙祷。酒の飲みすぎはいけません……。

 そして、ここまでがこの映画の楽しかったところです。そうここまで。

 この後はつまんねーんだよ!!もう何がしたいのか分からん。いや、分かるけど無茶苦茶や…。

つまんなかったことを箇条書きだーー!!!

・銀行強盗
 いきなり成功しすぎでしょう。どんな世界観やねん。最初の一回はいいとしても連続して成功するのはどうなのよ。警備が甘いってレベルじゃねーぞ。緊迫感が一気になくなりました。
・100万年の時間
 いきなり父親の誘拐に成功するのはどうなのよ。あれだけのボディガードがいながら、こうも簡単に成功するとね。そして簡単に成功すると、カタルシスも何もないし。ポツンと100万年が置いてあるものシュールだよ。
・結局体制の破壊は出来ていない
 最終的に何がしたかったのか…。確かに多くの寿命を行渡らしたのはスゴイよ。体制も破壊に近いものになったけど。労働者はいないよね。それで世界は回るのかよ。ヒロインの父親が言っていましたが、これは一時的なものでしかないと思います。私的には「人間はそんなに多くの時間を生きるようにできていない」って事で、寿命の概念自体を破壊するような結末を望んでいたんですが…。この結末でスッキリした人がどれくらいいるんでしょうか。私は、そこそこ満足しましたが。ちょっとねー、不満ですよね。
・ラスボスがいない
 作中で描写がされていましたが、「貧困層の寿命を管理されている」って事を改革するために主人公たちは活動していたはずです。それをしていたのは誰だったのですかね。ラスボスというか、大本のシステムを動かしている人を倒して欲しかったよね。もしくは、そのシステムを運用している機械を壊すとかね。ラスボスは、一時期はヒロインの父親かとも思いましたが、実際は小物でしたし。全然、気持ちよく終われなかったね。ヒロインの父親は、すさまじい寿命を持っている大富豪であることは描写されていましたが、誰かがその父親に指示をだしていた描写があったような覚えがあるんですよ。「もうしばらくで解決します」とか連絡していたじゃないですか!!それにそれらの存在を恐れて、娘の身代金を払えなかったんだと思っていたんですが…。それらの描写が、黒幕の存在を表していたと思うんですよ!!!いやー、連絡していたのは、大富豪の会合のようなものにしていたんですかね…。なんにしても最後の敵がマフィアと捜査官一人がラスボスってのがね…。
・管理官
 いやー、タイムキーパーでしたっけ?彼の存在理由がよく分からない。元は貧困層だったことや、主人公の父親を知っていたことが描写されていましたが、それって生かされていましたか!?そもそも父親もそんなに描写されずに終わりましたし、全然でしたよ。つまんないよ。ラストも微妙なものです。うっかり時間がなくなって死ぬとかね…。どう感動しろと…。確かに伏線はありましたよ。ですが、あからさますぎてね。
 もっと彼の内面まで掘り下げて欲しかったです。まぁ、システムの象徴として描かれていたんですかね?それとも主人公の対極?よく分かりません。色々妄想はできる分の情報はありましたが。もっとはっきり掘り下げて欲しかった。
・マフィア
 ひっかきまわして終了。そもそも時間を奪い合うバトルもつまんない。勝ち負けも分かりにくいしね。主人公が取り巻きと殺すシーンはカッコよかったですが、それだけです。
・最後のシーン
 確かに主人公の母親のシーンとかぶって感動しかけましたが。そもそも何故彼らは時間がなくなりかけていたんですかね。計画性がなさすぎ!!って感想が真っ先に出てしまって、感動が半減でした。
・本当の最後のシーン
 最後も銀行強盗かよ!!!普通にさぶいよ。

 総評としては、料理の材料は最高級品だけど、調理方法は平凡ってことでしょうか。設定が好みだっただけに、期待してしまって、肩透かしをくらってしまいました。もっと他になかったんですかね。まぁ、こんなに熱く書けるだけは楽しみました(笑)
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[ 2012/10/24 01:07 ] 映画感想 | TB(0) | CM(0)

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